ロゴメモ

ロゴの作り方や外注の方法

ロゴマークを利用したブランディング!作り方や外注についても紹介

2021-05-19
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自分のブランド、自分の会社を作ろう!と決めたあなた。起業となると準備しなくてはいけないことはたくさんありますが、その中でも忘れてはいけないのが”ロゴマーク”ですよね。ロゴマークはブランディングの基本となり、「なんとなく」で決めてしまうと起業やブランドの方向性とずれてしまい、後悔することも…。

ロゴマークを決める前に考えるべきことを、今のうちに見ておきましょう。

1.そもそもロゴマークって何のためにあるの?

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普段意識して見ることの少ないロゴマークですが、実はほとんどの会社がロゴデザインを持っています。それだけ会社のブランドイメージ、ブランディングに直接つながる大事な要素の1つだということです。会社名やキャッチコピーとはまた異なり、視覚的なビジュアルを利用することで多くの人にイメージを伝えることができます。

2.ロゴにはせずに、会社名だけじゃダメなの?

「わざわざマークにしなくても、会社名を目立たせればいいんじゃないの?」「ロゴマークと社名が2種類あったら逆にややこしいのでは?」と思う方もいるのでは無いのでしょうか。実は、ロゴマークを作ることがブランディングにとって大事だという理由が、人間の脳の性質にあるのです。

人の脳は、文字よりも絵・写真の方が記憶しやすいという性質があります。私達も、企業のマークを見ただけで「あれだ!」と思うことってありますよね。それだけではなく、商品や会社の印象がロゴを通して記憶されるのです。

つまり、「美味しかった」「楽しかった」「わくわくした」というプラスの感情とロゴマークが強く関連付けられて、ロゴを見る度にその感情が呼び戻されるのです。つまり、印象に残るロゴマークを作り、それを活用していくことは、イメージ戦略・ブランディング戦略として外すことができないのです。

3.ロゴマークって、いつ使うの?

せっかく作ったロゴマークですが、使うタイミングが無かったらもったいないですよね。でも、安心してください。ロゴデザインって実は色々な場面で使われているんですよ。どんどん使って、自分のブランドイメージをアピールしていきましょう。

#これは基本の使い方・名刺 名刺にロゴマークを入れると、ぐっと会社感が出てきますよね。表面のかどに小さく入れてもいいですし、裏面の中央にどんと印字してもインパクトがあります。・Webサイト Webサイトにはロゴマークが必須です。

みなさんも、Webページ上部のナビゲーションバー横にロゴマークがあり、クリックするとホームのページに戻る、なんてことありませんか?Webサイトにロゴマークを置くことは定番になってきていて、1つも使われていないと不思議に思われることもあります。

・看板 実店舗をお持ちの方は、お店の看板・のれん・壁面・メニュー表など…たくさんの活用場所がありますね。

ひとえにロゴマークと言っても、使用場所に合わせて大きさやタイプを変えると違和感なく使うことができます。#なるほど!使い方・封筒、ショッピングバッグ(買い物袋)・オリジナルグッズ(Tシャツ、ステッカー、バッグ、作業用上着等)

・社用車の外装などこのように、探せばまだまだロゴマークを使う機会はたくさんあるのです。ロゴマークを見れば、「あのお店だ!」とすぐわかるので、お客さんからお客さんへと伝わっていく宣伝効果もあります。これは、見逃せませんね。

合わせて読む:本を使用したロゴマークのデザイン

4.ロゴマークってどうやって考えればいいの?

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そうとわかれば、早速オリジナルのロゴマークを作りたいですよね。とはいえ、まっさらな状態からどうやってアイデアを出せば良いのでしょうか?実はデザインを考えるのに簡単な方法があるのです。1つずつ見ていきましょう。

#ブランドのコンセプトから考えるまずは、自分のブランドや企業のコンセプト、理念から考えてみましょう。また、ブランドのテーマカラーからイメージを広げることも有効です。#シンボルマークにするか、ロゴタイプにするかを決める

ほとんどの企業が持っているロゴですが、実は2種類からできています。

まず、シンボルマーク型とは、丸や四角の中に企業名がモチーフ化されて書かれているような、皆さんのイメージするロゴマークです。企業名は読みにくいこともありますが、印象に残るデザインでぱっと見て判別しやすいことが特徴です。

次に、ロゴタイプ型とは、企業やブランドの名前をメインにデザインされたマークです。横書きや縦書きで文字が書かれているので、社名がすぐにわかることが特徴です。2つのうちどちらかを選んでもいいですし、2つを組み合わせたり、場合によって選んで使うのも良いですね。

5.ロゴマークの作成、外注してみるのはどう?

「ロゴマークが、企業のブランドイメージに大事なことはわかった…でも、自分で作るのは無理だ!」と諦めたあなた。外注するのはどうでしょう?今は、デザイナー市場も細かく分かれており、とても大きな会社から個人のクリエイターまで多種多様な人がロゴデザインを作っています。

ロゴデザイン専門のデザイナーさんもいるんですよ。ここでは、メインの2種類の方法について解説します。#クラウドソーシングサイトで頼むクラウドソーシングサービスはご存知ですか?個人間でお金とスキルをやりとりすることができるサービスで、ロゴデザインを得意としているクリエイターもたくさんいます。

まだ経験が浅いクリエイターであれば企業よりも安価で承ってくれるケースもありますし、値段や納期も発注側が設定できるので、一度お試しで頼んでみてはいかがでしょうか。コンペ形式にすると、複数のアイデアから自分のイメージに一番近い作品を選ぶことができます。

#ロゴデザインができるデザイン会社に頼む

お金や時間はあるから、しっかりいいものを作ってもらいたい!という方は、デザイン会社に頼むのも良い方法です。自宅の近辺でデザイン会社を探せば、実際に会ってじっくりとイメージをすり合わせることができるので、後から「納得いかないデザインになってしまった…」ということもありません。

中には、ホームページ制作からロゴデザイン制作まで一括して引き受けてくれる会社もあります。これはコンセプトのずれなどが起きづらく、一貫してデザインしてくれるので、ブランディングにとても有利です。ぜひ、自分の企業イメージに合致するクリエイターさんを探してみてくださいね。

会社やブランドのコンセプトに合ったロゴマークを作ろう!

「ロゴマークって色々な会社が作ってるけれど、本当に必要?」と思っていた方も、ロゴマークの重要性を改めて知る機会になったのではないでしょうか?ロゴマークを作って、すぐに売上が急増するというわけではありませんが、ロゴデザインを通して企業のイメージやコンセプトを伝えていくことが、今はまだ出会っていない未来のお客様に商品の価値を伝える近道になるはずです。

一度じっくりロゴ作成を考えてみてくださいね。

合わせて読む:ロゴマーク作成の流れとヒアリングの重要性